マッチレポート

中国第2代表を決める一戦ということで、両チームの関係者からの声援が会場に響き渡り、緊張感のあるゲームとなった。
互いにロングボールを中心に様子をうかがう序盤であったが、前半14分、FKのこぼれ球を高川学園 東が押し込み先制する。
その後、落ち着きを取り戻した広島皆実は、ボールを保持しながら高川学園の隙を作り出し、決定機を作り出していくが、ゴールが奪えないまま前半を終了した。
後半は、全国大会出場のためには勝利が絶対条件の広島皆実が、選手交代によって徐々に圧力を強めていくことになる。それに耐えていた高川学園であったが、後半35分にゴール前の混戦の中で素早く反応した広島皆実 川西が決めて、試合を振り出しに戻す。
ラスト10分で逆転勝利を目指す広島皆実であったが、高川学園も粘り強く猛攻に耐えながら上手く時計の針を進めて行く。その後はスコアが動くことはなく、同点で試合終了となった。
この結果、大会規定により1st stageの上位であった高川学園が、中国第2代表として全国大会へ出場する権利を得ることになった。