マッチレポート

　ゲームは立ち上がり6分、大阪偕星が大谷のビルドアップのミスからボールを奪い、花田がミドルシュートを決め先制。しかし大谷もその後、10分に岡、14分に上野が立て続けにクロスボールからゴールを決めて逆転に成功する。その後、前半は大谷がボールを保持する展開が続き、何度かチャンスを創るが決めきれず、逆に大阪偕星はショートカウンターからゴールへ迫るがチャンスを創るには至らず、1-2で大谷がリードをし前半を終える。
　後半も大谷がボールを保持する時間が続くが58分、大阪偕星が自陣でボールを奪ったところからパスを繋ぎ、相手DFラインの背後へ抜け出した隈元が決め切り同点。さらに68分、大阪偕星の今林が、GKのロングフィードから一気に裏へ抜け出し、ゴールを決めて3-2と逆転に成功する。しかし、その後も大谷がボール保持から攻勢を強め、74分にCKから岡田がヘディングで合わせ再び同点とする。
　その後、試合は残り15分を切ったところで雷により一時中断。雷がおさまり中断が明け、ゲームが再開してからも、球際の攻防が激しい中お互いがチャンスを創る。残り時間も少なくなった84分、大谷の寺田がクロスボールからヘディングを沈め、3-4と再び逆転に成功する。しかし後半AT3分、前線に上がっていた大阪偕星の大庭が裏へ抜け出しゴールを決めて4-4の同点。
　結果、打ち合いとなったゲームはそのまま4-4の同点で終了した。

大阪偕星学園コメント

　開幕から連勝をしている大谷さんに対し、明確な狙いを持ってゲームに臨みましたが、力で上回る相手に対し後手に回る事が多く、思っていたゲーム運びとはなりませんでした。しかし、選手たちが最後まで戦ったおかげで何とか勝ち点を獲る事ができました。まだまだ力が足りないので、ゲームで出た課題を見直し、次節以降勝ち点3を積み重ねれるよう、またトレーニングに励みます。