マッチレポート

35度を超える炎天下の中試合がキックオフした。

序盤ボールを握ったのは日大明誠。低い位置から丁寧にビルドアップし、成徳のプレスを剥がすシーンが目立つ。高い位置にポジションをとるSBや内側にポジションをとるサイドハーフなど流動的に立ち位置を変えながら前進していく。

そんな中前半21分に日大明誠が先制点を挙げる。最終ラインのビルドアップからサイドを打開し、成徳DFライン背後をつくランニングでオウンゴールを誘発。

先制点をとられた成徳はプレッシャーのかけ方や立ち位置を変更し、修正にかかる。

ロングボールが多くなり、セカンドボールを少しずつ成徳が回収するシーンが増えてきた矢先に、同点ゴールがうまれる。
守備から攻撃に出た成徳が縦パスから3人目が抜け出し関根が左足を振り抜き同点ゴール。
前半アディショナルタイムにもスローインから中央で3人が連動した崩しで白川が決めて逆転に成功。前半が終了した。

後半になり、日大明誠もビルドアップの立ち位置を修正し、再びボールを前進させる回数を増やす。後半9分成徳の不安定なDFラインのクリアボールを拾いスルーパスからPKを獲得。日大明誠が同点に追いつく。
その後はお互いに決定機を迎えるも、決めきれない展開が続きドローで試合を終える。